サーバーワークスは四半期決算発表後の下げを完全に奪回、需給軽快の見方

■テレワーク需要の再拡大などに期待、第1四半期は進ちょく率良好

 サーバーワークス<4434>(東証プライム)は7月21日、急激に出直り、午前10時30分を過ぎて14%高の2410円(296円高)まで上げ、第1四半期決算の発表を受けて大きく下げた7月19日の9%安(203円安の2102円)を完全に奪回している。コロナ感染者の急拡大を受け、『テレワーク環境構築サービスfor Amazon WorkSpaces』の需要再拡大などに期待が出ている。決算発表前の値段を上回ってきたため、決算内容に不満だった投資家の売りが完全に消化されたことになり、需給が軽くなるとの見方が出ている。

 7月15日に発表した第1四半期連結決算(2022年3~5月)は営業利益が1.48億円となり、前年同期は非連結のため前年同期比での増減は出ないが、期初に開示した通期の予想営業利益4.29億円に対し34%の進ちょく率だった。事前予想からはモノ足りなさがあったようだが、業績自体は好調な推移だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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