免疫生物研究所は一時20%高まで急伸、1ヵ月前に急騰し戻り売り厚いが出直り強い

株式市場 銘柄

■研究用試薬に関する発表など好感、一時ストップ高まで1円に迫る

 免疫生物研究所<4570>(東証グロース)は7月26日の後場、9%高の426円(35円高)で売買を開始。同日付で、研究用試薬について、「尿中Gd-IgA1測定の可能性を示唆(IgA腎症早期スクリーニングおよび重症度の判断に)」を発表し、前場は一時20%高の470円(79円高)まで上げてストップ高まで1円に迫る場面があったった。その後は値を消す相場になったが、6月30日につけた高値530円に向けて戻りを試す展開になった。

 6月30日にかけての急騰場面では、シスメックス<6869>(東証プライム)との業務提携(6月27日発表)などが買い材料視され、発表直前の310円前後から数日で7割高となった。このとき高値近辺で買った投資家の買い持ちがあるため、需給面では、まだ、これらの戻り売りをこなす必要があるとみられているが、7月26日はストップ高まで1円に迫る急伸となり、買いの強さが再認識されたとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る