ミロク情報サービスが後場急伸、第1四半期は売上高11%増加し営業利益60%増加
- 2022/7/29 15:48
- 業績でみる株価
■クラウドサービスの拡販進み、サブスクリプション型へ徐々に移行
ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は7月29日の14時に第1四半期(2022年4~6月)の連結決算を発表し、株価は発表直後から急伸、14時40分を過ぎて11%高に迫る1519円(148円高)まで上げて活況高となっている。1500円台は、取引時間中としては今年3月3日以来、約5ヵ月ぶりになる。
第1四半期(2022年4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比11.1%増の97.16億円となり、営業利益は同60.0%増の15.03億円となるなど、各利益とも6割台の増加となった。
この期は、クラウドサービスの拡販に加え、オンプレミス製品の提供形態を、一括で売上が計上される売切り型から利用期間に応じて売上計上されるサブスクリプション型へ徐々に移行しており、クラウド・サブスク型ビジネスモデルへの転換に伴う更なる収益性の改善を目指している。新イメージキャラクターとして、ホラン千秋さんを起用した。
3月通期の連結業績予想は据え置き、売上高は前期比6.0%増の388億円、営業利益は同0.2%増の48億円。営業利益は通期予想の31%の進ちょく率となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)