【株式市場】日経平均は次第に上げて131円高、好決算株や米景気関連株など高い

◆日経平均は2万7933円27銭(131円63銭高)、TOPIXは1951.81ポイント(11.50ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は増加し6億3696万株

 8月1日(月)前場の東京株式市場は、NYダウの3日続伸、合計約1000ドル高などを受け、ホンダ<7267>(東証プライム)や商船三井<9104>(東証プライム)、三菱商事<8058>(東証プライム)などが高く始まり堅調に推移し、鉄鋼、造船株などもしっかり。日経平均は取引開始直後に50円05銭安(2万7751円59銭)まで軟化したが、影響度の大きいソフトバンクG<9984>(東証プライム)が出資先のアリババ上場廃止観測報道を受けて安いためとされ、次第に上値を追って午前11時前には134円56銭高(2万7936円20銭)まで上げ、ほぼ高値圏で前引けとなった。

 日本化薬<4272>(東証プライム)やキャリアデザインセンター<2410>(東証プライム)が四半期決算の大幅増益と通期業績予想の大幅増額など好感されて急伸。インフォマート<2492>(東証プライム)は第1四半期の進ちょく率など注目され活況高。JVCケンウッド<6632>(東証プライム)も進ちょく率の高さなど注目され高い。田中化学研究所<4080>(東証スタンダード)は四半期決算が好感され中盤からストップ高。エンプラス<6961>(東証プライム)は四半期大幅増益と業績予想の大幅増額、株式消却など好感され終始気配値のままストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は増加し6億3696万株、売買代金は1兆6161億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1300銘柄、値下がり銘柄数は457銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種が値上がりし、海運、輸送用機器、空運、卸売り、ゴム製品、非鉄金属、機械、サービス、食料品、ガラス土石、精密機器、化学、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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