【株式市場】日経平均は191円高、決算好調な銘柄など強く大きく反発

◆日経平均は2万7993円35銭(191円71銭高)、TOPIXは1960.11ポイント(19.80ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は12億2674万株

 8月1日(月)後場の東京株式市場は、アドバンテスト<6857>(東証プライム)や東京エレク<8035>(東証プライム)などが一段ジリ高となり、トヨタ自<7203>(東証プライム)も一段高で始まりジリ高など、米国の利上げ姿勢緩和を期待し景気持ち直しに関連する銘柄を買う様子が見られた。並行して、JR東日本<9020>(東証プライム)や高島屋<8233>(東証プライム)なども一段高。日経平均は124円高で始まり、ジリ高基調のまま大引け間際に191円71銭高(2万7993円35銭)まで上げ、大引けこの値で高値引け。前週末から大きく反発した。

 後場は、伯東<7433>(東証プライム)が前場急伸下水準で値を保って推移し、引き続き四半期大幅増益と業績予想の増額修正を好感。本多通信工<6826>(東証プライム)も四半期大幅増益と業績予想の増額など好感され大引けまで終日ストップ高買い気配。ギフティ<4449>(東証プライム)は自治体支援方の連携増加など注目され一段ジリ高。田中化学研究所<4080>(東証スタンダード)は第1四半期の大幅増益など注目され前場中盤にストップ高まで上げ後場は大引けまで買い気配。EduLab<4427>(東証グロース)は「Z会」との提携など好感され朝方ストップ高まで上げ後場は大引けまで買い気配。JTOWER<4485>(東証グロース)は三菱地所との提携など好感され一段ジリ高。

 東証プライム市場の出来高概算は12億2674万株(前引けは6億3696万株)、売買代金は3兆1015億円(同1兆6161億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1486(前引けは1300)銘柄、値下がり銘柄数は312(同457)銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、輸送用機器、卸売り、ゴム製品、空運、非鉄金属、機械、サービス、精密機器、化学、陸運、食料品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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