オプティマスグループが上場来高値、中古車の価格高報道など好感の見方

■日本の中古自動車を海外のディーラーに販売、円安に注目する様子も

 オプティマスグループ<9268>(東証スタンダード)は8月8日の後場、13%高に迫る1148円(130円高)で始まり、前場の1160円に続いて急伸商状を持続、直近までの4日続落を一気に奪回して株式分割調整後のに進んでいる。日本の中古自動車を海外の中古自動車ディーラーに販売する貿易事業などを行い、「新品・中古価格が逆転、半導体不足や円安で、車やスマホなど」(日本経済新聞8月6日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されたと見られている。

 報道によると、足元でトヨタ自動車の「ハリアーZ(ハイブリッド)」の中古車は497万4500円(中央値)と新車の452万~474万円を上回るという。オプティマスグループの場合は海外に出荷するため、円安も追い風になるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る