マルハニチロが高値を更新、経常利益の通期予想に対する進ちょく率49%などに注目集まる

■第1四半期の連結売上高は15%増加、経常利益は72%増加

 マルハニチロ<1333>(東証プライム)は8月9日、飛び出すように上値を追って始まり、取引開始後は8%高の2678円(199円高)まで上げ、今年2月8日につけた年初来の高値を6ヵ月ぶりに更新している。8日15時に発表した第1四半期(2022年4~6月)の連結決算が売上高15%増、経常利益72%増となるなど好調で、経常利益の通期予想に対する進ちょく率は49%。「本邦初となる『ブルーボンド』発行に向けた検討の開始」も注目材料視されている。

 第1四半期の連結営業利益は前年同期比249%増の78.69億円となった。3月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は240億円(前期比0.8%増)。進ちょく率は33%となった。同様に経常利益の進ちょく率は49%に達した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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