アスカネットがメタバース事業に進出、メタバースユーザーの「おもい」を表現する『かえでラボ』を設立、テストマーケティングを開始

■第1弾は、ソーシャルVR空間上で撮影した写真をフォトパネルに

 アスカネット<2438>(東証グロース)が仮想空間で活動するユーザーの「おもい」を表現をしていく『かえでラボ』を設立し、その取組の第1弾として仮想空間上で撮影された写真を現実空間でカタチにするテストマーケティングを8月4日より開始した。

 たとえば、ソーシャルVR空間上で撮影した写真をフォトパネルにすることができ、ソーシャルVRで多く使われている縦横比(16:9)のフォトパネル『アクリルフォトパネル(16:9)Item0.1』が作製できる。印刷には、高品質な業務用インクジェットプリンターを使用。印刷面には透明度が高いアクリルを貼り付けており光沢感と印刷面の傷つきを防止し、木材のベースには自立式のスタンドや、壁掛け用の穴が空いている。
(かえでラボ公式サイト:https://kaedelab.jpより)

 これまで、同社はクリエイターの方々と共に新しい写真表現へのチャレンジを続け、インターネットからの写真集制作は日常のものとなった。現在全世界で注目されているメタバースにおいては、通信・映像技術の革新により、新たなサービスが生まれ、仮想空間は人々の日常にとって身近なものとなってきている。

 その中でも、特にソーシャルVR(仮想空間上で、アバターを介してユーザー同士がコミュニケーションをとることのできるソーシャル・ネットワーキングサービス)というジャンルにおいてはユーザー同士が活発に様々な交流を行っており、新たな文化が創出されるとともに、こころ踊らされる「記録」「記憶」、そして「おもいでに残したい場面」が多くみられる。当社はコミュニケーションと体験から生まれる素敵な瞬間を表現していく研究を行うため、「かえでラボ」の設立した。

 「かえでラボ」は、ソーシャルVRにおいて現実空間を超越する活発なコミュニケーションや体験からうまれてくる「おもい」をキーワードに、フィジカルな生活を彩れる表現の研究をしソーシャルVRユーザーの人生をより豊かにできるようなサービス展開を行っていく。

■テストマーケティングの実施について

 第1弾では「おもいをカタチに」をキーワードとしてソーシャルVR内で撮影された「おもい」が詰まった写真をカタチにし、飾ることができる「アクリルフォトパネル」制作サービスの実証実験を行う。本実証実験では、写真や思い出をキーワードにしたイベント等への商品提供やアンケート調査、ご意見・ご要望などを伺い、様々な商品開発へ向け、調査・研究を行っていく。「かえでラボ」では、本取組に関して新たな価値創造を行える協創パートナーを募集している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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