ファナックが5ヵ月半ぶりに2万円を割り日経平均の足引っ張る
- 2015/7/29 09:32
- 株式投資ニュース
ファナック<6954>(東1)は朝寄り後に14%近く急落して1万9985円(3185円安)まで下げる場面があり、取引時間中としては2月10日以来5ヵ月半ぶりの2万円割れとなった。28日の取引終了後に第1四半期決算(4~6月)を発表し、3月通期の見通しを減額修正したことが手控え要因になった。日経平均は9時30分現在17円安の2万311円前後だが、同社株の下げだけで日経平均の足を100円前後引っ張っている計算になる。
スマートフォンの金属ケース加工などに好調だった「ロボドリル」の需要が鈍化する見通しなどが要因。今3月期の連結営業利益の見通しは従来予想の2646億円から2182億円(前期比27%減)に引き下げた。