JPホールディングスの第1四半期は営業利益4.1倍、株価は発表後に急伸

■4~6月は保育所2園、学童クラブ・児童館12施設を開設

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は8月10日の14時前に第1四半期決算短信(連結、2022年4~6月)を発表し、前年同期比で売上高は2.7%増の85.96億円、営業利益は4.1倍の7.26億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は3.6倍の4.85億円となった。

 株価は発表直後に急伸し、それまでの256円(2円安)前後から264円(6円高)まで一段高となる場面を見せて堅調転換している。

 保育園運営の最大手で、「新規開設による量的な拡大を優先させるのではなく、社会環境の変化や保護者ニーズに対応した更なる子育て支援の質的向上による『選ばれる園・施設』への変革が求められて」いることなどに即応し、「乳児期・幼児期・学童期を捉えた一貫した子育て支援体制を確立」などを推進している。第1四半期は保育所2園(東京都2園)、学童クラブ・児童館12施設(東京都12施設)の計14施設を計画通り開設した。

 今期・23年3月期の連結業績予想は据え置き、売上高は356.40億円(前期比3.7%増加)、営業利益は35.60億円(同6.4%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は23.25億円(同2.0%増加)を予定する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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