フォスター電機は時間とともに上げ幅拡大、6四半期ぶりの営業・経常黒字など好感される

■第1四半期は売上高28%増加、戻り高値を更新

 フォスター電機<6794>(東証プライム)は8月15日、時間とともに上げ幅を広げ、748円(25円高)で始まり午前10時30分を過ぎては9%高の789円(66円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに戻り高値を更新している。12日の15時に発表した第1四半期連結決算(2022年4~6月)が前年同期比で営業・経常利益とも黒字化し、売上高は28%増加。好感買いがジワジワ増える印象の相場となっている。

 第1四半期は、需要予測の精度向上や原価低減などに努めたほか、価格転嫁も順調だった模様で、営業利益は1.39億円、経常利益は1.02億円。四半期ベースでは2021年3月期の第3四半期以来、6四半期ぶりの営業・経常黒字となった。3月通期の予想は据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■開発者や投資家に加え、警鐘を鳴らす識者やアーティストも選出、多様な視点でAIの未来を問う  米T…
  2. 【効率化の先に広がる新しい働き方のルール】 ■広がり始めた「AI格差」  生成AIの利用が急速に…
  3. ■R35 GT-R最終生産、累計4万8000台が築いた伝説  日産自動車<7201>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る