【株式市場】日経平均は次第高となり283円高、NY株高に加え中国の利下げが伝えられる

◆日経平均は2万8830円90銭(283円92銭高)、TOPIXは1983.22ポイント(10.04ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億3303万株

 8月15日(月)前場の東京株式市場は、NY株の前週末大幅高に加え、取引開始後に中国の利下げが伝えられたことなどを受け、日経平均は時間とともに上げ幅を広げる展開となった。ファナック<6954>(東証プライム)や信越化学<4063>(東証プライム)が一段と出直り、TDK<6762>(東証プライム)は高値を更新。米国で勝訴の第一三共<4568>(東証プライム)は急伸。日経平均は76円高で始まった後次第高となり、午前11時にかけて310円88銭高(2万8857円86)まで上げ、取引時間中としては約7ヵ月ぶりに2万8800円台に乗った。

 「丸亀製麺」のトリドールホールディングス<3397>(東証プライム)が急伸し、第1四半期の営業利益が通期予想を超過したことなど好感。ギフティ<4449>(東証プライム)は第2四半期決算を受け3ヵ月ごとに復調とされてストップ高。Jトラスト<8508>(東証スタンダード)も第2四半期の大幅増益と業績予想の増額修正など好感されストップ高。ウルトラファブリックス・ホールディングス<4235>(東証スタンダード)も第2四半期の大幅増益など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億3303万株、売買代金は1兆4188億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は819銘柄、値下がり銘柄数は939銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種が値上がりし、医薬品、ゴム製品、小売り、精密機器、情報通信、化学、パルプ紙、空運、金属製品、機械、電気機器、ラス土石、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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