CYBERDYNEは第1四半期の一部黒字化など好感され後場一段高

業績でみる株価

■売上高97.6%増加、営業赤字は大幅に縮小、注目強まる

 CYBERDYNE<7779>(東証グロース)は8月15日、急伸相場となり、前場15%高の416円(54円高)まで上げて約6ヵ月ぶりに年初来の高値を更新し、後場は16%高の420円(58円高)まで一段と上げて活況高となっている。12日の15時30分に第1四半期連結決算(2022年4~6月、IFRS基準)を発表し、税引前利益と四半期純利益が前年同期比で黒字に転換、好感買いが続いている。

 第1四半期連結決算(2022年4~6月、IFRS基準)は、売上高が前年同期比97.6%増加し、営業利益は赤字急減となった。装着して四肢の運動を補助するサイボーグロボットスーツ「HAL」の診療報酬点数の増点もあり、普及拡大が進んでいる。今3月期の業績予想は、従来にない新しい市場を創造しつつ革新的技術により新規性の高い事業を展開していることなどにより期初に続いて未定としたが、株式市場関係者の中には、想定より早いペースで採算に乗ってきたと見て注目を強める様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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