ソースネクストが出直り強める、「ポケトーク」米国で教育機関から大型受注、注目し直される

■ブランド認知高まりAmazonなどでの販売も拡大と

 ソースネクスト<4344>(東証プライム)は8月16日、次第高となって再び出直りを強め、午前10時過ぎには10%高の264円(25円高)まで上げ、6月につけた年初来の高値287円に向けて上値を追っている。8月10日に発表した第1四半期連結決算(2022年4~6月)は営業利益が9.09億円の赤字など各利益とも赤字だったが、3月通期予想は据え置き、通期の営業利益は8.50億円の赤字予想。第2四半期以降は黒字推移と見ることができ、期待を強める様子がある。

 IoT製品、ソフトウェアの企画・開発・販売及びその他のサービス事業の単一セグメントで、AI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」は、国内全体では売上高減となったものの、米国では教育機関からの大型受注などにより、「米国における売上高は昨対比178.3%増となった」(決算短信)。「ポケトーク」自体のブランド認知が高まっていて、Amazonをはじめとする個人・法人のオーガニックな販売増につながっているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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