セルシードが急伸、産業利用に対応した検体提供に関する基本合意が好感される

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■国立成育医療研究センターと基本事項について合意と発表

 セルシード<7776>(東証グロース)は8月16日の前場、急伸し一時25%高の176円(35円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに170円台を回復した。後場は14%高の161円(20円高)で始まった。15日付で、国立研究開発法人国立成育医療研究センター(以下「成育」)と産業利用に対応した検体提供に関する契約の基本事項について合意したと発表し、買い材料視された。

 「商業利用可能な軟骨細胞の入手に関するお知らせ」(2020年12月23日付で発表)で開示した通り、成育の倫理委員会の承認を得たことにより、産業利用可能な軟骨組織を入手することが可能となっていたが、本合意により、今後は同種軟骨細胞シートの治験および製造販売に向けて、原料となるヒト組織の供給を継続的に受けることが可能になったという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る