QBネットHDが後場一段高、決算発表後の下げを上回る急反発
- 2022/8/17 15:10
- 業績でみる株価
■5年後の店舗数27%増、売上高46%増などの中期計画を買う
キュービーネットホールディングス(QBネットHD)<6571>(東証プライム)は8月17日、前後場ともジリ高傾向を続け、14時30分にかけて6%高の1511円(88円高)まで上げて反発幅を広げている。8月15日に6月決算と今期予想数字、中期計画を発表し、翌16日の株価は2%安(34円安の1423円)となったが、5年後の2027年6月期の連結売上高を300億円(22年6月期比46%増)とするなどの中期計画が評価し直されている。
22年6月期の連結決算は、会社側の従来予想を営業利益が27%上回り、税引前利益は36%上回って着地した。しかし、株式市場関係者からは想定内と受け止められたようだ。一方、今期・23年6月期を初年度とする5ヵ年の中期経営計画「Reborn for 2027」を発表し、到達年度・27年6月期の数値目標は、期末連結店舗数を917店舗(22年6月期の720店舗比27%増)とし、連結売上高を300億円(22年6月期比46%増)、営業利益を30億円(同2.14倍)などとした。スタイリストの待遇や働き方の改善に向けた人材投資の強化などを推進する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)