【株式市場】日経平均は353円高となり今年1月5日以来の2万9000円台を回復、TOPIXは1月13日以来の2000pt台を回復

◆日経平均は2万9222円77銭(353円86銭高)、TOPIXは2006.99ポイント(25.03ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は11億3529万株

 8月17日(水)後場の東京株式市場は、ソニーG<6758>(東証プライム)や任天堂<7974>(東証プライム)などが一段と上げて始まり、自動車株や海運株も一段高でスタート。中盤からは住友金属鉱山<5713>(東証プライム)や三井物産<8031>(東証プライム)などが一段ジリ高となった。値がさ半導体株は徐々に下げ幅を縮めた。日経平均は250円高で始まり、13時前に前場の高値を超え、さらに大引けまでジリ高を続けて353円86銭(2万9222円77銭)まで上げて高値引け。大引けでの2万9000円台は今年1月5日以来となった。また、TOPIXも今年1月13日以来の2000ポイント台を回復した。

 後場は、ゴールドウイン<8111>(東証プライム)やフオスター電機<6794>(東証プライム)、ジャパンエレベーターサービスHD<6544>(東証プライム)が一段と上げて高値を更新し、過日発表の四半期決算や業績予想の増額修正などへの評価再燃。タカチホ<8225>(東証スタンダード)は第1四半期の利益額が通期予想を超過したことなどに強い期待があるようで終盤に買われストップ高。Jトラスト<8508>(東証スタンダード)も業績一段拡大期待で上げ幅拡大。ジモティー<7082>(東証グロース)は中間決算など好感され水準を一段上げて推移。プレイド<4165>(東証グロース)も四半期決算など好感され一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は11億3529万株(前引けは5億7926万株)、売買代金は2兆8671億円(同1兆4192億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1445(前引けは1324)銘柄、値下がり銘柄数は335(同432)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、その他製品、輸送用機器、保険、その他金融、非鉄金属、ガラス土石、証券商品先物、電力ガス、繊維製品、精密機器、卸売り、小売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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