ネポンは時間とともに上げ幅を広げ18%高、フジタコーポの「農業参入」も買い材料の見方

株式市場 銘柄

■施設園芸用機器などを手掛け業績は好調

 ネポン<7985>(東証スタンダード)は8月25日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前11時過ぎに18%高の2050円(317円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新し、2018年以来の2000円台に進んでいる。施設園芸用ヒートポンプや温風暖房機、環境制御機器などを手掛け、業績は好調。加えて、フジタコーポレーション(フジタコーポ)<3370>(東証スタンダード)が24日付で「農業参入のお知らせ」を発表したことなどが買い材料になったとみられている。フジタコーポは2日続けて大幅高となっている。

 フジタコーポは、発表によると、著しい技術革新により作業労働の省力化と生産性の向上など「スマート農業」化が進んでいること、地域の雇用創出をはじめ地方創生の貢献にも繋がることから農業分野への進出を決めた。カシス、シーベリーなどの果樹品を生産し、今後生産規模の拡大に努めるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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