シャープは「申告漏れ」と伝えられたが影響は限定的

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 シャープ<6753>(東1)は14時50分にかけて163円(1円安)前後で推移し、底堅い展開となっている。14時を回って日本経済新聞の速報ニュースが「大阪国税局の税務調査を受け、2014年3月期までの3年間で約103億円の申告漏れを指摘されたことが29日、分かった」などと伝えたが、影響は今のところ限定的となっている。

 報道は、海外子会社との取引に伴い課税対象所得を圧縮したと判断されたもようだ。うち約12億円は仮装・隠蔽を伴う所得隠しと認定されたとみられる。同社は指摘に従い、修正申告する方針、などと伝えた。

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