しまむらが逆行高、既存店の推移など好調で全体安のなか好業績を見直す

■第2四半期(6~8月)は6.2%増加、上期は5.0%増加

 しまむら<8227>(東証プライム)は8月29日、1万2600円(70円高)まで上げた後も堅調に推移し、反発基調となっている。TOPIX(東証株価指数)や日経平均が大きく下押す中で強さが目立つ。上期(3~8月累計)の既存店売上高が5.0%増加し、前週後半はSMBC日興証券が目標株価を300円引き上げて1万3700円に見直したと伝えられた。全体相場の下げを受け、好調な業績が評価し直されているようだ。

 8月の月次売上速報(21日~20日)は、前年同月比で既存店売上高が2.1%増加し、これにより第2四半期(6~8月)は6.2%増加、上期(3~8月累計)は5.0%増加となった。発表によると、猛暑が続いたことで夏物が売上を伸ばしたほか、肌着や寝具、インテリアが好調に推移。また、夏休みのお出掛け需要で、婦人ティーンズ向け商品やサンダル、帽子やリュックが売れ筋となり、お盆の帰省需要では、ふとんセットや敷き布団が売上を伸ばした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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