【銘柄フラッシュ】ジーンズメイトが急伸しデクセリアルズが新規上場

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 29日は、マツモトキヨシホールディングス<3088>(東1)がSMBC日興証券による目標株価の引き上げなどを好感して7.5%高となり上場来の高値を更新し、ニトリホールディングス<9843>(東1)は業績上ぶれ期待などで3.4%高となり上場来の高値に進み、しまむら<8227>(東1)は出遅れ感が言われて5.9%高と出直りを強めた。明治ホールディングス<2269>(東1)は8月5日の四半期決算発表や猛暑による需要などに期待が強まり3.0%高と経営統合後の上場来高値を更新し、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)は7月初旬に発表した四半期好決算やTPP交渉の進展などが言われて2.6%高だが上場来高値を更新した。

 ファナック<6954>(東1)は昨日の四半期決算発表や業績予想の減額などを要因に10.7%安となり、下げ幅2470円で日経平均を97円引き下げた計算。一方、ファーストリテイリング<9983>(東1)は1.5%高の860円高となり日経平均を34円押し上げた計算。日経平均は25円安となり、TOPIX(東証株価指数)やJPX日経400は高かったため、本日はファナックが日経平均の足を引っ張ったとの見方が出ている。

 ジーンズメイト<7448>(東1)は免税店を拡大とされて訪日観光客の需要に連想が広がり30.5%ストップ高。ダイトーケミックス<4366>(東2)は昨日発表の四半期決算などが好感されて32.0%ストップ高。MRT<6034>(東マ)も昨日発表した決算好調で25.3%ストップ高。太洋工業<6663>(JQS)は27日発表の四半期決算などが好感されて17.9%ストップ高。

 本日新規上場となったデクセリアルズ<4980>(東1、売買単位100株)は前身が旧ソニーケミカルで、9時6分に公開価格1600円を下回る1550円で初値がつき、前場は公開価格を下回っていたが後場は1609円まで上げて公開価格を回復する場面があった。終値は1589円となった。

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