NECは買い気配で始まり急反発、自社株買いに注目集まる

■取得株式総数670万株(発行株数の2.46%)

 NEC(日本電気)<6701>(東証プライム)は8月30日、買い気配のあと5%高の5010円(235円高)で始まり、急反発。取引時間中としては今年8月15日以来の5000円台回復となっている。29日の15時に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、同社にとって初の自社株買いになるとされたことも手伝い、注目集中となった。

  自社株買いは、取得株式総数670万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.46%)、取得総額300億円を上限に、2022年8月30日から23年3月31日まで行う予定。「2025中期経営計画」のキャピタルアロケーションの考え方に基づき、成長領域への積極的な投資を継続するとともに、長期安定的な配当と中長期的な企業価値の向上を通じて株主へ利益を還元していくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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