KADOKAWAが一段と出直る、子会社に中国テンセントとソニーGの各子会社が出資

銘柄フラッシュ

■フロム・ソフトウェア社、さらに多くの強力なゲームIP開発に取り組む

 KADOKAWA<9468>(東証プライム)は9月1日、一段と出直って始まり、取引開始後は7%高の3250円(210円高)まで上げ、今年7月29日以来、約1ヵ月ぶりに3200円台を回復している。31日の15時30分、ゲームIP開発などを行う連結子会社(株)フロム・ソフトウェア(東京都渋谷区)に対し、中国テンセント(騰訊)の子会社であるSixjoyHongKongLimited(本社:香港、Sixjoy社)とソニーグループ(ソニーG)<6758>(東証プライム)のソニー・インタラクティブエンタテインメント(東京都港区)が出資することなどを発表し、注目が集まった。

 発表によると、子会社フロム・ソフトウェアがSixjoy社、SIE社を引受先として第三者割当増資を行い、増資後のフロム・ソフトウェアの大株主比率はKADOKAWA69.66%、Sixjoy社16.25%、ソニー・インタラクティブエンタテインメント14.09%になる予定。払込日は2022年9月7日から同年9月12日まで。フロム・ソフトウェア社は、さらに多くの強力なゲームIPの開発に自ら積極的な投資を行い、その創出・開発力の強化を図るとともに、成長著しい世界市場における自社パブリッシングの範囲拡大に向けた体制の構築を目指す。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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