マルハニチロが逆行高、10月メドにサーモンの陸上養殖事業会社を三菱商事と設立予定で注目再燃

株式市場 銘柄

■PBR0.8倍など割安で全体相場が不振な中で着目される

 マルハニチロ<1333>(東証プライム)は9月1日の後場、2519円(27円高)で始まり、日経平均の400円安に逆行して反発相場となっている。三菱商事<8058>(東証プライム)と2022年10月を目途にサーモンの陸上養殖事業会社を設立すると同年6月に開示しており、そろそろ話題に上ってくる頃合いと注目されているほか、全体相場が不振な中で、株価水準のPBR0.8倍などの割安さに注目する様子もある。

 22年6月に「本年10月を目途に、富山県入善町でサーモンの陸上養殖事業を行う、合弁会社アトランド株式会社を設立する」と発表した。養殖場で使用する水は、黒部川の伏流水と富山湾の海洋深層水を活用。2025年度の稼働開始、2027年度の初出荷を目指すとした。なお、国内のサーモン陸上養殖では、極洋<1301>(東証プライム)が中期計画の中で2025年より販売めざすとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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