アスカネットの第1四半期決算は売上高が5%増加し営業利益は同24%増加

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■濃淡あるがフューネラル事業、フォトブック事業が好調に推移

 アスカネット<2438>(東証グロース)は9月6日の15時に2023年4月期・第1四半期(22年5~7月)の決算を発表し、売上高は前年同期比5.2%増加して15.43億円となった。営業利益は同24.3%増加して52百万円、経常利益は同32.0%増加して56百万円、四半期純利益は同35.6%増加して38百万円だった。

 フューネラル事業の売上高は、自社営業により新たな葬儀社との契約獲得が堅調に進んだことなどにより、前年同期比7.5%増加した。また、フォトブック事業の売上高は同6.0%増加し、プロフェッショナル写真家向けではウェディング向け写真集が新型コロナの影響を受けているものの、家族写真や子ども写真などスタジオ向け写真集は堅調に推移した。

 空中ディスプレイ事業は、ガラス製、樹脂製とも外製による生産の安定、供給拡大、低コスト化への取組を進めており、中国代理店においてはゼロコロナ政策によりほぼ営業活動ができず、また他の海外代理店においても案件の長期化、後ろ倒し傾向が見られたため、特に海外市場向け売上が苦戦し、売上高は前年同期比58.6%だった。

 4月通期の業績予想は据え置き、売上高は68.90億円(前期比8.8%増)、営業利益は4.50億円(同2.3%増)、当期純利益は3.48億円(同4.6%増)。予想1株利益は20円68銭。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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