エンバイオHDが急伸、新浄化技術の商業利用に注目集まる

■子会社エンバイオ・エンジニアリングが開発した新技術を発表

 エンバイオ・ホールディングス(エンバイオHD)<6092>(東証グロース)は9月7日、買い気配のあと10%高の701円(99円高)で始まり、飛び出すような急伸の始まりとなっている。子会社エンバイオ・エンジニアリング(以下「EE」)が開発した浄化技術で「バイオオーグメンテーションによる塩素化エチレン類汚染土壌・地下水の浄化」の事業計画が経済産業大臣及び環境大臣による適合評価を受け、商業利用が可能になったと発表し、注目されている。

 発表によると、本技術は、トリクロロエチレンを無害なエチレンに高速で脱塩素化し、より毒性の高い中間生成物であるジクロロエチレンやクロロエチレンを土壌・地下水中に蓄積しないという特長がある。今後は、コストの高い掘削除去工法を選択せざるを得ない塩素化エチレン類汚染土壌・地下水の現場に対し、効率的かつ低環境負荷、低コストである原位置浄化として、本工法を活用していく計画とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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