アンジェスは20%安で始まったあと持ち直す、武漢型コロナワクチン開発の中止と改良型の開発開始など発表

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■ストップ安には至らず下値買いを狙っていた向きが出動の見方

 アンジェス<4563>(東証グロース)は9月8日、20%安の252円(64円安)で始まった後、これを安値に回復傾向となり、午前10時にかけては13%安の276円(40円安)まで持ち直している。7日16時に2件の開発案件の中止と1件の新たな開発計画などを発表し、取引開始直後は売り集中となったが、ストップ安(8日は80円安の236円)には至らずに値がついたため、下値で買いを狙っていた向きが買い値をセリ上げて買ってきたとの見方が出ている。

 7日16時、「HGF遺伝子治療用製品の慢性動脈閉塞症における安静時疼痛の適応追加に向けた国内開発の中止」、「新型コロナウイルス感染症(武漢型)向けDNAワクチンの開発中止及び新型コロナウイルス感染症の変異株に対する改良型DNAワクチン並びにその経鼻投与製剤の研究開始」「改良型DNAワクチンの経鼻投与製剤に関する米国スタンフォード大学との共同研究契約の締結」を発表した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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