アスカネットが後場ストップ高、「マスターカード」のタッチレス決済機能を組み合わせた非接触クレジットカード決済システムを共同開発中
- 2022/9/12 13:34
- 材料でみる株価
■「ASKA3Dプレート」使用、2022年末までにパイロットプログラムとして展開
アスカネット<2438>(東証グロース)は9月12日午前、空中結像による非接触操作を実現した「ASKA3Dプレート」の北米地域におけるパートナー企業であるHolo Industries LLCが「ASKA3Dプレート」を使用した独自技術の『Holographic Touch』とクレジットカードの世界的大手Mastercard(マスターカード)社のタッチレス決済機能を組み合わせた非接触クレジットカード決済システムを共同開発していると発表した。
12日の株価は午前11時前から値動きを活発化させ、直前の870円前後から急伸し、後場は取引開始からストップ高の1037円(150円高)で買い気配を続けて急伸商状となっている。
発表によると、感染症対策としてクレジットカードやデビットカードを端末にかざすだけで支払いが完了する非接触決済のニーズが高まっているが、従来の非接触決済は取引金額の上限が設定されている。一定金額を超える支払いでは、サインまたはキーパッドで暗証番号の入力が必要となる。
こうした状況を改善するため、Holo Industries LLCとMastercard社は、空中ディスプレイを活用したサインや暗証番号入力を実現し、物理的接触がなく安心安全にご利用いただけるクレジットカード決済システムの開発に取り組んでいる。「ASKA3Dプレート」を使用した非接触決済システムは、セキュリティなどの実装を経て、2022年末までにパイロットプログラムとして特定の加盟店に展開予定。
アスカネットは今後もさまざまな場面で「ASKA3Dプレート」をご活用いただけるよう拡販していくとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)