JR東日本が年初来の高値を更新、「GoT0」に代わる旅行喚起策や訪日観光客の拡大政策など買い材料視
- 2022/9/15 09:27
- 材料でみる株価
■NYダウ大幅安後も上げ米国株の影響が相対的に小さい点も評価
JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東証プライム)は9月15日、一段高で始まり、取引開始後は7700円(163円高)まで上げ、年初来の高値を連日更新している。引き続き、政府が「GoT0」に代わる新たな旅行喚起策を検討する方向であることや、訪日外国人観光客の受け入れ拡大方針などが買い材料視され、さらに、赤字路線の公表を受けて赤字線の統廃合を巡る議論が進む可能性が出てきたことなどが期待材料視されている。
株価は4日続伸基調。日経平均がNYダウ1200ドル安を受けて大幅安となった昨14日も続伸しており、米国株の影響が相対的に小さい部類の銘柄として退避的に買う動きもあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)