大塚家具が業績予想の増額を好感し出直り強める

大塚家具

 大塚家具<8186>(JQS)は1969円(51円高)で売買開始となり、出直リを強める始まりとなった。昨29日の取引終了後に6月第2四半期、12月通期の業績予想を増額修正し、第2四半期累計期間(1~6月)の営業利益はこれまでの2.6億円の赤字から6.1億円の黒字見込みとするなど、各利益とも赤字予想を黒字の見込みに修正したことなどが好感されている。

 発表によると、第2四半期累計期間は、4月以降の新経営方針を土台に行った「大感謝フェア」による売上寄与が第1四半期の不足をカバーし、売上高が301.5億円(前回予想比8.3%増)と前回予想を上回る見込みになった。12月通期の予想については、売上高を従来予想より3%近く増額しただけで、利益予想は据え置いた。
しかし、このまま好調なら増額濃厚と見て一段高を期待する様子がある。

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