【株式市場】日経平均は116円高、NY株高など受け一時339円高まで上げる

◆日経平均は2万7684円35銭(116円70銭高)、TOPIXは1946.97ポイント(8.41ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億3008万株

 9月20日(火)前場の東京株式市場は、NY株式が次回の金融政策決定会合FOMCを20、21日に控えながらも高かったことなどが好感され、トヨタ自<7203>(東証プライム)などの自動車株や三菱商事<8058>(東証プライム)などの大手商社株、鉄鋼、機械株などが上げ、値がさ半導体株や電子部品株などもしっかりとなった。また、南都銀行<8367>(東証プライム)が業績・配当予想の増額修正を受けて活況高となり、地銀株の上げが目立った。日経平均は221円高で始まり、直後の339円80銭高(2万7907円45銭)をピークにダレ模様となったが前引けも堅調で反発基調となった。

 オルガノ<6368>(東証プライム)がゴールドマン・サックス証券の新規投資判断開始など好感されて出直りを強め、加賀電子<8154>(東証プライム)はSBI証券による目標株価の引き上げなどを受け上値を指向。gumi<3903>(東証プライム)は投資先の新プロジェクトの総合プロデューサーに秋元康氏が就任との発表など注目を集め高値を更新。ディ・アイ・システム<4421>(東証スタンダード)は業績予想の増額修正など好感され急伸。グローバルセキュリティエキスパート<4417>(東証グロース)はロシアのハッカー集団によるサイバー攻撃や10月末の株式分割など材料視され出直り拡大。

 東証プライム市場の出来高概算は5億3008万株、売買代金は1兆2967億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1282銘柄、値下がり銘柄数は479銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種が値上がりし、鉄鋼、輸送用機器、非鉄金属、卸売り、その他金融、電機機器、食料品、ガラス土石、繊維製品、機械、水産農林、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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