日本駐車場開発が一段高、今期最高益予想と自社株買いなど連日好感

■米利上げ観測の中で相対的に影響の少ない銘柄と注目

 日本駐車場開発<2353>(東証プライム)は9月21日、一段と強含んで始まり、取引開始後は200円(4円高)をつけて2018年以来の高値に進んでいる。引き続き、9月9日の16時前に発表した7月決算と自己株式の取得(自社株買い)などが好感されており、米国の利上げが日本時間の22日未明にも決まる状況の中で相対的に利上げの影響の少ない銘柄として注目されている。

 前7月期の連結業績は売上高が前の期比10.4%増加し、営業利益は同40.4%増加するなど大幅に伸びた。今期・2023年7月期の予想は売上高を11.9%増、営業利益を24.4%増、純利益は同15.2%増とし、純利益は2015年7月期以来、8期ぶりに最高を更新することになる。

 自社株買いは、取得株式総数400万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合1.25%)、取得総額5億円を上限とし、2022年9月13日から同年11月30日まで実施するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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