■『春日若宮』で20年に1度の正遷座祭、近鉄奈良駅が最寄りで連想が働く
近鉄グループホールディングス(近鉄グループHD)<9041>(東証プライム)は9月21日の後場、13時を過ぎて4790円(90円安)前後で推移し、前場の4765円(115円安)からジリジリ持ち直している。今期の業績を高益更新の見込みとしている上、10月は、近鉄奈良駅が最寄りの春日大社で20年に1度行われる『春日若宮』の正遷座祭が行われ、興福寺では五重の塔の10年がかりの大修理を前に最後の内部特別公開を開催しているため、同社グループにとって久々の追い風になるとの期待が出ている。、
春日大社の『春日若宮』正遷座祭は今年・2022年で43度目とされ、10月28日に行われる予定と伝えられている。これに併せ、数々の奉祝行事・儀式が行われ、初まいり、著名アーティストらによる有料無料の奉納コンサート、奉祝万灯篭などが催される予定だ。株式市場関係者の中には、この秋の観光シーズンは、コロナ禍からのリオープンと重なり、同社グループにとっても久々の追い風になるとの期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)