第一商品は「金の価格と連動する暗号資産」事業に注目再燃し急反発
- 2022/9/22 11:30
- 材料でみる株価
■海外子会社を設立し海外の金投資需要を取り込む
第一商品<8746>(東証スタンダード)は9月22日、7%高に迫る144円(9円高)まで上げた後も堅調に推移し、反発相場となっている。21日の16時半前、開示事項の経過として「金の価格と連動する暗号資産発行の海外子会社設立」を発表し、注目された。英領バージンアイランドに資本金10,000米ドル(100%出資)で2022年10月中(予定)に設立するとした。社名はKinka,Ltd.。
発表によると、暗号資産分野に知見のある海外弁護士事務所の協力を得て調査してきた結果、金の価格と連動する暗号資産「Kinka」の発行が、英国領ヴァージン諸島における法令や規則等に準拠したものであるとの確認がとれたので、海外子会社の設立手続きを開始する。中核事業と位置付ける金取引関連ビジネスのさらなる拡大を目指し、ブロックチェーン技術を導入することで、既存のビジネススキームでは不可能だった海外の金投資需要の取り込みを可能にする。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)