エーザイはアルツハイマー病治療薬候補の「主要評価項目達成」に注目集まり買い気配
- 2022/9/28 09:14
- 株式投資ニュース
■2022年度中の米国フル承認申請、および日本、欧州での承認申請めざす
エーザイ<4523>(東証プライム)は9月28日、買い気配を上げて始まり、午前9時10分現在は6184円(400円高)で買い気配となっている。大幅続伸基調。朝8時30分に、「抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体『レカネマブ』について(中略)主要評価項目を達成」と発表し、アルツハイマー病治療薬への期待が強まっている。2022年度中の米国フル承認申請、および日本、欧州での承認申請をめざすとした。
発表によると、同社とバイオジェン・インク(米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)、は、このたび、抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体レカネマブ(開発品コード:BAN2401)について、脳内アミロイド病理が確認されたアルツハイマー病(AD)による軽度認知障害および軽度AD(これらを総称して早期ADと定義)を対象とした大規模なグローバル臨床第3相Clarity AD検証試験において主要評価項目(CDR-SB:Clinical Dementia Rating Sum of Boxes)ならびに全ての重要な副次評価項目を統計学的に高度に有意な結果をもって達成し、良好なトップライン結果を取得した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)