ソニーは米国で高かったがスマホ関連事業の減額などで軟調

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 ソニー<6758>(東1)は軟調で、9時30分にかけて3487.0円(98.0円安)まで軟化して売買交錯となっている。昨30日の取引終了後に第1四半期決算(4~6月、米国会計基準)を発表し、営業利益は前年同期比39%増の969億円となるなど好決算だったが、スマートフォンの通期での販売見通しを下方修正したことなどによりMC(モバイルコミュニケーション)事業の通期の売上高見通しをこれまでの1兆3100億円から1兆1900億円に減額したことなどが影響しているようだ。

 ただ、イメージセンサーなどのデバイス事業は通期の売り上げ見通しは、これまでの1兆800億円を1兆1000億円に増額し、G&NS事業(ゲーム&ネットワークサービス)、IP&S(イメージング・プロダクツ&ソリューション)事業なども増額修正した。決算発表後に取引開始となった米国市場では堅調に推移し、終値は円換算で3615.0円(東京市場の終値比30.0円高)だった。

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