【株式市場】日経平均は300円安から一転210円高まで上げ174円高、一説、日銀ETF買いの見方も

◆日経平均は2万6111円54銭(174円33銭高)、TOPIXは1840.71ポイント(4.77ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億6866万株

■午前10時頃から相場急転換、ネット証券のサイトが重くなる例も

 10月3日(月)前場の東京株式市場は、トヨタ<7203>(東証プライム)などの自動車株が朝寄りから小高く推移し、前週末のNYダウ500ドル安の割に堅調で、値がさ半導体株の一部も東京エレク<8035>(東証プライム)などは朝からほぼ堅調に推移。日経平均は158円安で始まり、ほどなく下げ幅を300円台に拡げたが、午前10時頃から急反発に転じ、11時にかけて一気に214円75銭高(2万6151円96銭)まで500円幅の急伸となった。一説、日銀のETF(上場投信)買いが入ったとの見方があった。相場急転換のためかネット証券のサイトが重くなる例もあったようだ。前引けもしっかりで前週末比反発基調となった。

 三益半導体工業<8155>(東証プライム)が第1四半期決算の大幅増益と未定だった業績予想の開示など好感されて活況高。スターティアホールディングス<3393>(東証プライム)、ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東証スタンダード)、東京インキ<4635>(東証スタンダード)、は業績予想の増額修正など好感されて急伸しスターティアHDはストップ高。アイ・ピー・エス<4335>(東証スタンダード)は発行株数の6%超の規模の自社株買い発表が好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億6866万株、売買代金は1兆5027億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は734銘柄、値下がり銘柄数は1040銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種が値上がりし、海運、鉱業、輸送用機器、石油石炭、機械、金属製品、電機機器、ゴム製品、ガラス土石、卸売り、精密機器、その他金融、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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