日本駐車場開発は「スキー場事業」と「テーマパーク事業」も好調で2006年以来の高値に進む

業績でみる株価

■全国旅行支援と訪日観光客の流入再開を受け一段と期待強まる

 日本駐車場開発<2353>(東証プライム)は10月17日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時50分にかけて5%高の242円(12円高)まで上げて2006年以来の高値を2日ぶりに更新している。駐車場事業のほかに「スキー場事業」と「テーマパーク事業」を行い、両事業の連結売上高に占める割合は42%。22年7月期は「駐車場、テーマパークの両事業が過去最高の売上・営業利益を達成」(決算短信より)し、スキー場事業も「当ウィンターシーズン(21年12月から22年5月上旬)は3月の国内来場者数はコロナ前の2019年3月を超える水準までになるなど、回復傾向は鮮明」(同)とあって、全国旅行支援と訪日観光客の流入再開を受けて一段の拡大に期待が出ている。

 連結業績は2ケタの伸び率で拡大する見通しとし、売上高は22年7月期の10.4%増に続き今期・23年7月期の予想は11.9%増。営業利益は前期の40.4%増に続き今期の予想は24.3%増としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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