カシオ計算機が堅調、11月開園「ジブリパーク」のオフィシャルパートナーで環境配慮製品に注目集まる期待
- 2022/10/17 15:28
- 材料でみる株価
■バイオマスプラスチック使用の時計やプラごみ削減のラベルライターなど
カシオ計算機<6952>(東証プライム)は10月17日、1340円(6円高)まで上げた後も堅調で、14時40分を過ぎても1337円高前後で推移し、小幅だが2日続伸基調の出直り相場となっている。スタジオジブリの『となりのトトロ』や『もののけ姫』などの世界を再現して11月1日に開園する「ジブリパーク」(愛知県長久手市)のオフィシャルパートナーになると3月末に発表済みで、「自然愛」「自然との共生」というコンセプトから、同社のバイオマスプラスチックを使用した時計や、プラスチックごみを削減したラベルライターなどの製品が脚光を浴びる可能性が言われている。
同社でも、将来にわたって持続可能な社会の実現を目指し、「脱炭素社会の実現」「資源循環型社会の実現」「自然との共生」をテーマに掲げており、山梨県甲州市にある水道水源林の一区画を「CASIOの森」と名付け、保全活動を行っているほか、サンゴ礁の保全再生活動に取り組むNPOの支援を行い、国内の主な事業所電力について再生可能エネルギー由来へ切り替えを進めている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)