ピー・ビーシステムズが東証上場来の高値を更新、VR(仮想現実)体験装置がソフトバンクGの「バーチャルPayPayドーム」に採用など好感

■『360度VRシアター』、シーテック2022で公開

 ピー・ビーシステムズ<4447>(東証グロース、福岡Qボード)は10月18日、10月6日に東証上場となって以来の高値を更新し、取引開始後に18%高の872円(130円高)で売買されたあと買い気配のままストップ高の892円(150円高)で買い先行となっている。17日付で、同社の「4DOH」(多数の人が同時にVR(仮想現実)を体験できる装置)が国際展CEATEC2022(シーテック2022、幕張メッセ、10月18日~21日)でのソフトバンクグループ(ソフトバンクG)<9984>(東証プライム)の「バーチャルPayPayドーム」の映像イメージ投影装置として採用されたこと、ニーズウェル<3992>(東証プライム)との業務提携、の2本のリリースを発表し、注目集中となった。

 発表によると、ソフトバンクグループがCEATEC2022で披露する「バーチャルPayPayドーム」では、野球の試合中のピッチャーの投球を解析し、準リアルタイムにボールの軌跡をバーチャル空間に再現する「準リアルタイム投球体験」のイメージ映像を「4DOH」の360度VRシアターで表現。また、ダンス映像やオープンカーのドライブ体験などにおいては、VRゴーグルでは得られない没入感や仲間との共有感を得られるという360度VRシアター「4DOH」の特長を最大限生かしたVR空間が楽めるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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