JPホールディングスグループ、「森のめぐみの保育環境セミナー2022」にアスク府中本町保育園がパネリストとして参加

 子育て支援事業最大手JPホールディングス<2749>(東証プライム)のグループ企業、株式会社日本保育サービスが運営するアスク府中本町保育園(東京都・府中市)は、「森のめぐみの保育環境セミナー2022」にパネリストとして参加、「木育」に対する思いや、園で実践している「木育」を園長と主任が発表した。

 「木育」とは、木材や木製品とのふれあいを通じて、木や森への親しみを深め、木材の良さや利用の意義を学んでもらうための活動である。「森のめぐみの保育環境セミナー2022」は、木育を実践している保育現場からの事例紹介や専門家の話をもとに、こどもにとっての木育の重要性や環境の大切さについて考える機会として、東京都と芸術と遊び創造協会/東京おもちゃ美術館が共催しているイベントである。8回目の今年は9月10日(土)にオンラインで開催された。

■こどもたちの豊かな感性を育むアスク府中本町保育園の木育

 アスク府中本町保育園の横には府中市の木であるケヤキなど、たくさんの種類の木が植えられた緑道がある。2018年に開園した当初から、緑が豊かな地域で過ごすこどもたちが社会に出て、木を見て木に触れた時、園での様々な体験が思い出されて温かい気持ち・元気な気持ちになって欲しいという思いから、園の環境や活動に木を取り入れている。木製の内装の園内では木製家具を使用し、間伐材で作られたログキッズを設置、玩具はできるだけ木製のものを取り入れ、園庭には丸太を置いて遊びに活用している。

 昨年、2021年度から本格的に木育に取り組み、園の保育士たちが「木育インストラクター養成講座」「保育ナチュラリスト養成講座」を受講。「親子で楽しむ木育ワークショップ」を開催したり、多摩の森と木材の学習ツアーに参加したりしました。今年、2022年度も様々な木育を実践している。

 アスク府中本町保育園では、木育を実践したことで、こどもたちに良い変化が起きていると感じている。たとえば、種や花・実などに関心を持ち、命ある物へのいたわりの気持ちが育まれていること、友達と一緒に遊びながら創造性や協同性が育まれていること、乳児期から、木のぬくもりや香り・色や音などに触れることで、五感が養われ感性が豊かになってきていることなどが挙げられる。

 セミナーでは、アスク府中本町保育園のほかに5つの保育園がパネリストとして参加し、それぞれ園での取り組みを発表した後に、コーディネーターとコメンテーターが参加してディスカッションが行われた。

 今回、セミナーに参加したアスク府中本町保育園の園長と主任は「園のこれまでの実践報告をさせて頂いた事で、一層木育の良さを感じる事ができた。今後も自園での木育活動に学びを活かし、子どもたちや職員と共に楽しみながら継続していく事はもちろん、保護者や地域の方達にも木育の良さを伝えていきたい。」と語っていた。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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