SYSホールディングスは映像ソフト開発企業の子会社化など好感され後場一段と強含む

■つくばソフトウェアエンジニアリング、総合情報サービス事業をより成長めざす

 SYSホールディングス<3988>(東証スタンダード)は10月21日の後場寄り後、一段と強含む相場になり、639円(18円高)まで上げた後も堅調で再び出直っている。同日の午前11時30分に、映像編集ソフトウェア開発などを行う、つくばソフトウェアエンジニアリング株式会社(茨城県土浦市)の株式取得(子会社化)を発表し、期待が強まっている。株式譲渡実行日は2022年11月1日(予定)。取得価額は合計(概算額)4億7116万円から5億7116万円になる見通しとした。

 業績は好調で、前7月期は連結純利益などが連続最高を更新し、今期も拡大の見込み。発表によると、つくばソフトウェアエンジニアリング株式会社は、1990年の創業以来、映像編集ソフトウェアを主力としたソフトウェア受託開発等の事業を展開し、その高度な技術力や信頼関係から、大手総合電機メーカーとの取引を継続しており、子会社であるTHAI SOFTWARE ENGINEERING CO.,LTD.は、タイで現地の優良日系企業との取引を継続している。SYSホールディングスグループは、総合情報サービス事業をより成長させるために、より高度な技術力や規模の拡大が必要と考えており、タイに会社を持つ当社グループ顧客への営業を含む営業連携や、採用ノウハウの共有等の相乗効果により、当社グループの事業をより一層拡充させることが期待できると考えている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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