【狙い場・買い場】ファンデリーは二番底形成中、糖尿病、高血圧など生活習慣病予防関連、2ケタ増収
- 2015/8/3 09:53
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ファンデリー<3137>(東マ・売買単位100株)の株価は、1000円前後で二番底を形成の動きとみられる。6月に上場、6月25日に1676円の高値後1カ月経過で出直りのタイミングを向迎えているとみていいだろう。
糖尿病、高血圧症など生活習慣病患者向け健康食を宅配。高齢化の進行で、宅配需要は高まることが予想される。カロリーやカリウム・リンを控えめにした冷凍弁当を栄養士の指導の下、開発し全国の顧客に宅配をしている。顧客数は2015年3月期末で15万2000人だが、2016年3月期末には12%の増加が予想されている。今後、この顧客は確実に増えていくものと期待され、つれて同社の収益も明るさを増してこよう。
2016年3月期は売上高29億3900万円(前期比10.4%増)、営業利益4億6800万円(同6.8%増)、経常利益4億5100万円(同3.2%増)、当期純利益2億7100万円(同4.6%増)と増収増益となる見込みだ。ただ、利益の伸び率が今一つなのはカタログ製作費、商品配送費増加といった経費負担の圧迫による。今後、この経費圧迫が軽減されれば、増益率の面でも魅力を醸し出すことになろう。