マルハニチロはフィッシュソーセージの「宇宙食」に注目集まり後場も堅調に推移
- 2022/10/25 15:01
- 材料でみる株価
■Pre(プレ)宇宙食として2022年6月に承認され23年以降に認証の見込み
マルハニチロ<1333>(東証プライム)は10月25日、反発基調となり、前場に2350円(20円高)まで上げた後も堅調に推移し、後場も2330円まで上げる場面を見せて小高い相場となっている。同日付で、宙飛行士の若田光一さんが10月上旬に飛び立った国際宇宙ステーションに同社の「Pre(ぷれ)宇宙日本食『フィッシュソーセージ』」が搭載されると発表し、注目を集めた。
発表によると「Pre宇宙日本食」は、宇宙日本食認証を受けるためのプロセスの途中で、日本人宇宙飛行士のISS長期滞在が計画された際に、宇宙食をISSに輸送する宇宙機の打上げのタイミングによって、賞味期間が1.5年間に満たなくともISSでの喫食が可能なことが判明した場合に搭載される。今回ISSに搭載される「フィッシュソーセージ」は、Pre宇宙日本食として2022年6月に承認され、宇宙日本食として2023年以降に認証される見込み。宇宙食のフィッシュソーセージは、完全密封のシール製法により長期間おいしさを保つことができるようにした。1本(75g)で196kcalカロリー、400mgのカルシウムを摂取できるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)