建設技術研究所・関東バス・NTT東日本、杉並区荻窪地域でグリーンスローモビリティ・MaaSの実証実験を実施

■杉並区荻窪地域でグリーンスローモビリティ・MaaSの実証実験を実施

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)、関東バス、東日本電信電話(NTT東日本)東京事業部は10月25日、2022年11月3日(木・祝)~11月13日(日)までの間に、杉並区荻窪地域(荻窪駅南側エリア)において、グリーンスローモビリティの実証運行を実施すると発表。また、スマートフォンアプリを活用したMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の実証実験を実施する。

■誰もが気軽で快適に移動できる地域社会の実現に向けて

 杉並区は、今後の高齢化の進展等を見据え、誰もが気軽で快適に移動できる地域社会の実現に向けた取り組みを進めている。また、杉並区は現在策定作業を進めている地域公共交通計画の中で、MaaS等新モビリティサービスの導入を検討しており、昨年度は、区立(仮称)荻外荘公園の周辺でグリーンスローモビリティと次世代型電動いすの試乗会が実施された。今年度は、グリーンスローモビリティの実装に向けた実証運行が実施される。

 3社が連携して、グリーンスローモビリティやMaaSの実証運行や企画立案、準備を行うとともに、モビリティサービスの社会的受容性や事業性等の調査・検証などを行う。

■グリーンスローモビリティの実証概要

・運行期間:2022年11月3日(木曜日・祝日)~11月13日(日曜日)
・運行エリア:杉並区荻窪駅南側エリア
・運行時間:毎日9時40分〜11時40分/13時40分〜15時40分
 ※上記は、停留所(1)荻窪駅西口における発車時刻で、30分に1本運行。
・運行車両:グリーンスローモビリティ(ヤマハ発動機:AR−07)
・利用方法
 予約不要、来た方から順に各停留所で乗車可
 運賃は無料
 乗車定員は5名
 連続乗車は1周まで、荻窪駅西口で降車。
 雨天時は雨よけカバーが下りるため、扉がなくても雨に濡れずに乗車ができる。

■MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の実証概要

・実証期間:2022年11月3日(木)~11月13日(日)
・実証エリア:杉並区荻窪駅南側エリア
・サービス内容:スマートフォンアプリ「ココシル」を利用し、荻窪めぐりを楽し企画として、モビリティ運行状況把握やデジタルスタンプラリーなどのMaaSの取り組みを実施。

■実証運行の実施体制および役割分担

・杉並区=事業主体
・建設技術研究所=グリーンスローモビリティやMaaSの実証運行の全体管理および企画立案、準備・運営、運行管理、モビリティサービスの社会的受容性や事業性等の調査・検証
・関東バス=グリーンスローモビリティの運行、車両管理
・東日本電信電話話(NTT東日本)=MaaS実証用プラットフォームの提供
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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