クリーク・アンド・リバー社の農業分野のグループ会社が2023年1月に6次化農業・実習施設を開設
- 2022/11/1 19:24
- プレスリリース
(株)コネクトアラウンドが「Fun Eat Makers」ブランドで事業を開始
プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開するクリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763>(東証プライム)の農業分野の子会社・株式会社コネクトアラウンドは、障がい者の潜在能力を可視化して働きやすく成長を感じられるワークフローと、企業自らが水耕栽培事業を展開できる施設とノウハウを提供し、生産された野菜の販売まで支援する「Fun Eat Makers」事業を、2023年1月から開始する。
■障がい者就労支援のダンウェイと提携、企業に農業パッケージも提供
現在、神奈川県川崎市中原区において、リーフ野菜の水耕栽培や2次加工品の製造、販売を行う6次化(6次産業化)農業ビジネス&実習施設「Fun Eat Makers」開設の準備を進めている。
本事業では、障がい者の就労支援を行うダンウェイ株式会社(神奈川県川崎市)と業務提携し、同社のキャリアサポートカルテ『シームレス バディ』を使って潜在能力を可視化。完全無農薬で洗浄不要のリーフ野菜を安定的に生産するコネクトアラウンドの水耕栽培技術を組み合わせ、野菜の生産・加工・出荷・受発注管理の一連の業務に障がい者を適正に配置して生産性を高める、新しい農業ノウハウをダンウェイと共同で開発する。
■重度の知的障害がある方でも自立就業できる農業パッケージとして企業に提供
また、重度の知的障害がある方でも自立して作業し、生産性を高められる業務設計や環境構築のノウハウを、農業パッケージとして企業に提供する。企業の障がい者雇用の推進だけでなく、すべての人が企業の収益化に貢献しながら自身のキャリア形成にもつながる仕組みで、農業を通じたダイバーシティ&インクルージョン(あらゆる違いを受け入れ、すべての人がそれぞれの個性を発揮して活躍できる社会の実現を目指す考え方)を図っていく。
【『Fun Eat Makers』事業コンセプト】
★「様々な人が農業に関わり(つくる)、美味しくて体によい食(たべる)を通じて、たくさんの人とつながる(であう)」
★「tasty」「Happy」「Healthy」「Sustainable」の付加価値の付いた野菜を生産・販売し、すべての人の成長が事業の成長に繋がるという、「ダイバーシティ&インクルージョン(Diversity&Inclusion)」経営を図る社会的な取り組み。
【事業内容】
(1)農業を活用した企業のダイバーシティ&インクルージョン(障がい者雇用)支援
(2)農業を活用した地域の雇用と賑わいの創出支援
(3)農産物の6次化展開をプロデュース〈製造・販売〉
【サービス内容】
・ダンウェイの『シームレス バディ』を活用した障がい者の潜在能力の可視化と、野菜の生産・加工・出荷・受発注管理適正業務への配置。
・障がい者の事業戦力化とキャリア形成の支援。
・完全無農薬のリーフ野菜の水耕栽培技術開発と提供。施設の運営と生産物の販売サービス。
・本事業を農業パッケージ化。企業への技術研修とサービスの提供。
・収穫した野菜の買取と「Fun Eat Makers」ブランドによる販路開拓。
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)