マイクロ波化学が上場来の高値を更新、「国内初」のケミカルリサイクル大型実証設備に期待続く

■NEDOと産学連携で開発、2025年までに社会実装を目指すと発表

 マイクロ波化学<9227>(東証グロース)は11月2日、3日続伸基調となって一段と上げ、午前10時過ぎには8%高の1392円(101円高)まで上げ、3週間ぶりに上場来の高値を更新している。「マイクロ波」による革新的な過熱技術の研究開発を行い、11月2日にNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)と連名で、「国内初、マイクロ波を用いたケミカルリサイクル技術の大型汎用実証設備が完成(廃プラスチックの再資源化で、サーキュラーエコノミーの実現に貢献)」と発表し、注目されている。

 2022年6月24日に新規上場。前回高値のときは、テレビ東京の株式番組で9月下旬に紹介されたことなどが契機になった。「お知らせ」を見ると、化学工業日報が継続的に取り上げている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る