三菱重工が戻り高値に進む、業績好調で「北」の相次ぐミサイル発射など買い材料に

■第2四半期は売上高13%増加し税前益は3.4倍に急回復

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は11月4日、反発して始まり次第高となり、午前9時30分にかけては5335円(193円高)まで上げて2取引日ぶりに戻り高値を更新している。北朝鮮のミサイル発射が頻発化し、防衛産業株として買い材料視されている。第2四半期連結決算は11月1日の13時過ぎに発表し、株価は発表直後から上げて好反応を示したため、業績動向にも特段の手控え感はないようだ。また、4日は、来年度の防衛予算に関連して「防衛費48兆円必要に、5年間で」(日本経済新聞11月4日付朝刊)などと伝えられたため、やはり買い材料視されている。

第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計、IFRS)は、売上高が前年同期比12.7%増加した。税引前四半期利益は前年同期の3.4倍に急回復した。今3月期の予想は、売上高を従来予想比5.1%増額修正した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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