サッポロHDが高値に迫る、投資ファンドの要求など伝えられ思惑買い増える様子

株式市場 銘柄

■シンガポールの3Dインベストメント・パートナーズが改革要求とされ憶測

 サッポロホールディングス(サッポロHD)<2501>(東証プライム)は11月8日、続伸基調となり、午前9時30分を過ぎては3335円(25円高)まで上げ、今年10月につけた2018年以来の高値3375円に迫っている。週明けに「海外ファンド3D『社外取が改革主導を』サッポロに要求」(日本経済新聞11月7日付朝刊)と伝えられ、思惑買いが増える様子があるという。株価は今年に入り2022年4月頃から波調が変わったようにジリ高傾向を続けており、「モノを言うファンド」との新たな展開に憶測が出ている。

 報道によると、投資ファンドの3Dインベストメント・パートナーズ(シンガポール)がサッポロHDに抜本的な経営改革を求めており、同業他社より著しく低い利益率や資産効率の改善を主導するよう要望している。第2四半期決算の発表は11月9日の予定で、新しい中期計画の発表も予定しているが、公表を先送りして株主の意見を反映させるよう求めているという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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