キングは後場も13%高前後で大幅高を継続、自社株買いや大幅回復決算など好感
- 2022/11/8 14:13
- 材料でみる株価
■10月初にはコロナ禍によるライフスタイルの変化をとらえた新会社を設立
キング<8118>(東証スタンダード)は11月8日の後場、13時30分を過ぎて13%高の490円(55円高)前後で推移し、前場の一時14%高(63円高の498円)に次いで大幅な出直り相場を続けている。7日の17時に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、上限株数70万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.22%)、取得金額3.0億円を各上限に、2022年11月8日から23年3月24日まで行うとし、好感されている。4日に発表した第2四半期連結決算(22年4~9月・累計)は、営業利益が前年同期の3.3倍になるなど全体に大幅回復している。
また、10月初には、コロナ禍によるライフスタイルの変化は、上質な眠りや豊かで質の高い生活に向けた新たな「家中/イエナカ」需要を創出しているとし、スリープウェア製品やルームウェア製品の企画、製造、販売を行う新会社「株式会社プリマ」の10月4日設立を発表し、期待されている。テキスタイル/アパレル両事業を通じて培ってきたベターアップのものづくりノウハウを傾注し、高感度・高品質、かつ地球環境に貢献できる商品を提供する事業展開をめざすとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)